講話録

好き嫌いのこだわりを手放すには?

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好き嫌いのこだわりを手放すにはどうすれば良いのでしょうか。

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例えば、「寂しい寂しい」っていう心を消すために、甘いものをいっぱい食べるとか、そういうことがあるんですよね。

何かが不足してるから、その不安を消すために、何かにこだわったり、執着する。

もちろん意味があってやってるんですけれども、でも度を過ぎてしまうと、体に良くないでしょ。

だから皆、欲望のままに色々な物に執着して、加減が分からないんですよ。

好き嫌い、好き嫌いって、オンとオフ、オンとオフを繰り返している。

真ん中がないわけです。

そういうカラクリを気づいていくっていうのが、進化なんですね。

だから、自分の中にいったい何があるのかっていうことに、気づいていく。

それで私は、瞑想を教えているわけですけどね。

自分はいったい誰なのか、心って何なのか、執着が何なのか。

好き、嫌いの原因がどこにあるのか。

それをコントロールできる人になってくださいっていうことなんです。

好きな人っていうのも、自分のエゴで好きなんですよ。

この人はこうしてくれるからとか、見返りを期待して、その人が例えば綺麗だと好かれるとか、あなたが老けたらどうなのかっていう(笑)

だからそういう好きを出すんじゃなくて、やっぱり相手の命を尊重して、本当の愛から、慈しみの気持ちで、相手の成長を祈る。

そうするとベタベタする好きじゃなくて、その人がしっかりと生きて、活躍してくださればいいなっていうことを願う。

そういう高度の好きになっていくわけですよ。

嫌いっていうのも、何か過去に自分のエゴが傷ついたとか、そういう恨みで嫌ってたりするかもしれない。

何か私の中の「嫌い」の原因が出てきて、相手がそれを戒めてくれたのかもしれない、ありがたいなって。

だからどういう心を持って、心をどうやって使っていったらいいか。

私達がどんなエネルギーを出しているかに気づいて、もっともっと調和のとれた人になって行く。

そして、安心できる存在になっていくのが、いいんじゃないかなって思いますね。

人間性の高い人、ヒューマニティが素晴らしい人に成長していくための、そういうこだわりを捨ててくださいということなんですね。

speaker

ありがとうございました。

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