講話録

人間が「悪さ」「浅ましさ」を超えていくには?

speaker

これまでに人類は、たくさんの戦争や環境破壊などを起こしてきたと思います。

そうした悪さ、浅ましさから、いつか抜け出すことができるのでしょうか。

speaker

まずは、みんなひとりひとりが、平和な人、愛の人になっていくようにやっていったら、世の中が変わっていくわけです

みんなが神様からいただいた生命エネルギーとか、愛から離れてしまって、欲望が多くなりすぎてしまったので、心にコントロールされているんです。

ヒマラヤの教えは、心をコントロールできる人になっていきましょうっていう教えなんですね。

イジメられたらイジメ返そうとかじゃなくて、みんなが優しくなっていかなくちゃいけないですね。みんなが愛の手を、慈愛の手を差し伸べていくことがね。

目には目をで、その人が意地悪だったら意地悪をっていうことじゃなくて、許しと愛を教えてあげていくっていう。

無知から、本当の自分を知らないっていうところから、そういう風になっているわけですけれども。

みんな目覚めていないので、不安から色々なものを集めて、自己防衛で暴力を振るったりとか。それが武器になったりとかね。

そういう風になって、守ってきて。人間の飽くなき欲望でね。

この体と心がカルマで汚れちゃっているんですよ。それを純粋にしていくんです。

祈ることによって、考えが良い方向に行くようにとか、

瞑想をすることによって内側をお掃除するように、

良い行為をすることによって、無欲で深いカルマを浄化するように。

だから、できるだけ、そうやってみんなで助け合う世の中にしていきましょうっていうことなんですね。長い歴史の中で。

自分がそういう平和な人になっていく、愛の人になっていく。

世の中のことを浅ましいとか言っているんじゃなくて、愛を出していかないと。

1人が変わると、1人、2人、3人って、世の中変わっていくわけですから。

良い世の中になっていくように、希望を持ってやっていくっていうことで。

よろしいですか?

speaker

ありがとうございました。

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